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戦後昭和の日本食 我が家流おもてなしの トマトな一品
2014/12/23 100001 ちょっとefficiency〖DzF55IB2GAqA〗

   カテゴリー:食(料理)    3世代~
内容
忘れられない美味しさ、そして綺麗に盛りつけしやすい、そんな我が家に伝わるレシピです。
戦後、明治生まれの祖母が蟹の缶詰を創意工夫し,お酒の肴にと作った料理です。
冷蔵庫が一般家庭に普及する前、未だ未だ食品の保存は缶詰が便利な時代。野菜は買ってきたその日に調理、旬を大切にしていました。

祖母が食を通して歓迎の意を表して祖父とお客様の酒宴の席にお出しました。
その料理は蟹に甘酢が効いて美味いし、テーブルに赤い花が咲いたと多くの方に褒められそれが評判となり、代々我が家で受け継がれた小さな一品。
今や海外の食が蔓延する中、もう一度日本家庭料理の中に生かされた”うま味”.”薄味”の良さを見直し味わってほしく、紹介させて頂きました。

”うま味”は私達の身近にある昆布、干し椎茸、魚介類等の出汁に多く含まれているそうで、食材独自の味を壊す事無く引き立て、日本人が満足のゆく、ぴったりの味覚ではないでしょうか。
以前調べた本によると、トマトも”うま味”成分グルタミン酸が豊富で熟成するとそれが増すとの事。
祖母は、日本人の口に合う「食」を体験から学び、さまざま生かしていたようです。
ご紹介の料理は、日本人の体質にも自然とあうように作られた優しい味。
本来、繊細に箸を使う私達は、一枚一枚花びらを開く様にこの料理を食べれば、おもてなしの心を再考できるかも...。
当時はちょっと豪華な味。是非、是非、皆さん作って食べてみて下さい。

「材料」2人分 
  とまと(小振りで少し固めのもの)・・2個
  かに缶(ほぐし身,フレイク 等)・・・・3分の1缶(缶詰による)
    キャベツ・・・・・・・・・1枚

 {甘酢}
    塩(塩揉み用)・・・・・・・・・・適量
    酢・・・・・・・・・・・・大さじ3
    砂糖・・・・・・・・・・・大さじ1(甘めが美味しい)

   花の周りの葉っぱ(ベビーリーフ&水菜)・・・・・適量
           マヨネーズ・・・・・・・少々

[作り方」

 1.とまと、キャベツは水で良く洗い、とまとのへたをくり貫いておく。

 2. キャベツは芯を除き、千切りにして塩で揉んでおく。 

 3.砂糖と酢を混ぜ、甘酢を作っておく。    

 4.塩で揉んだキャベツの水をきり、3,の中に解したかにと一緒に15分程漬けて味をしみ込ませる。    

 5.1のとまとは、へたの方を下にして下4分の1位を残して6等分~8等分に切り込みを入れ中の種をくり抜くき、花びらの様にする。

 6.種をくり貫いたとまとの中に4、を入れ、皿に盛る。
  とまとのまわりにベビーリーフ&水菜を飾り、お好みでマヨネーズを添える。

 ※とまと、カニ缶の量はお好みで調整してください。
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(補足)~追加説明、アレンジ  他
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